クラス解説


基本クラス
 ウォリアー(重戦士)
 フェンサー(剣士)
 アーチャー(射手)
 シーフ(盗賊)
 ウィザード(攻撃魔法使い)
 ヒーラー(回復魔法使い)
 エンチャンター(付与魔法使い)

上級クラス
 ニンジャ(忍者)
 レンジャー(遊撃士)
 パラディン(聖騎士)
 ソードマスター(剣聖)
 ビショップ(司教)
 ソーサラー(魔道士)
 ナイトシーフ(魔盗賊)
 ルーンナイト(魔法剣士)
 レアハンター(お宝狩人)


基本クラス

ウォリアー(重戦士)
 クラス特性:吹き飛ばし
 装備:短剣・細剣・中型剣・大型剣・斧・槍・鈍器・小型盾・大型盾・軽鎧・重鎧

クリーンヒット率に優れ、攻撃時に敵を吹き飛ばして転倒させることもある。
また装備品にも優れており、防御面では基本クラスどころか、全クラス比較でも間違いなく上位に入る
(というか、まともに重装備ができるのはウォリアーとパラディンくらい)。

序盤はフェンサーと遜色ない火力を誇るが、中盤以降は平均ダメージでやや劣り気味。
また、重装戦士の常として敏捷性の低さが欠点。

フェンサー(剣士)
 クラス特性:連続攻撃
 装備:短剣・細剣・中型剣・槍・小型盾・軽鎧

攻撃時に連続攻撃を繰り出す特性を持つ。
クリーンヒット率はウォリアーに劣る上、大型剣が装備不可のため序盤はやや地味な印象だが、
探索が進んでレベルや装備が整ってくると、火力面でウォリアーを大きく凌ぐようになる。

大型盾や重鎧も使えないため、戦士系の割にはやや打たれ弱い面があるが、敏捷性はそこそこ。

アーチャー(射手)
 クラス特性:先制率上昇

 装備:短剣・弓・クロスボウ・小型盾・軽鎧

射程3の飛び道具を得意とし、後衛からでも安定した火力となることが可能。
ウィザードと違いMPの消費を気にすることがない反面、属性や状態異常的な面でやや汎用性には劣る。

先制率の上昇は雑魚戦に便利な反面、ボス戦では特に効果がないのが欠点。
また、弓やクロスボウを装備時には盾が使えないため、どうしても回避率の確保がし辛い。

シーフ(盗賊)
 クラス特性:隠し扉看破、宝箱解錠
 装備:短剣・クロスボウ・小型盾・軽鎧

探索のための必須特性を持っている重要クラス。
初回プレイ時は、隠し扉の場所確認や装備品取得のために、事実上必須クラスと言える。
また、敏捷性が全クラス中トップクラスであり、アイテム役としての安定度は最も高い。

しかし戦闘能力自体は他クラスと比べて劣るため、ダメージソースとしての活躍の機会はやや乏しい。
そのため、プレイヤー知識やエンチャンターの有無、上級クラスとの兼ね合い次第では敢えて外す手もある。

ウィザード(攻撃魔法使い)
 クラス特性:攻撃魔法

 装備:短剣・杖・小型盾(一部)・ローブ

主に攻撃魔法と状態異常魔法を中心に扱う。
序盤からスクロール(消耗品)に頼らず全体攻撃が可能な唯一のクラス。また、各攻撃魔法自体も非常に強力。
さらに【ステルス】によって、雑魚敵との戦闘回避をより楽にすることもできる。

体力面が基本クラス中最低ランクなのが難点。また、レベルの高い魔法ほど発動が遅めなのも地味に痛い。

ヒーラー(回復魔法使い)
 クラス特性:回復魔法

 装備:杖・鈍器・小型盾・ローブ・軽鎧

主に回復魔法を中心に扱う。また、光属性攻撃魔法の使い手でもある。
言うまでもなく重要クラスであり、1人はパーティに入れておくべき必須クラス。
アイテムは1戦闘での使用可能数に制限があるため、序盤から終盤まで十分に活躍してくれるはず。

魔法使いの常として体力面が低いのと、敏捷性も決して高い方ではないという点に要注意。

エンチャンター(付与魔法使い)
 クラス特性:付与魔法

 装備:杖・鈍器・小型盾・ローブ・軽鎧

味方の強化魔法を中心に扱うクラス。
また【アンロック】による宝箱解錠もできるため、部分的にシーフの代理となることも可能。

ボス戦では豊富な強化魔法によって戦闘を有利に導ける反面、装備や攻撃力に乏しい上、
攻撃魔法は無属性の単体攻撃が2つしかないため、雑魚戦では手持ち無沙汰になりがち。

なお基本クラスで唯一、メインクラスが条件の上級クラスが存在しない点には注意。
初期メンバーに加えた場合、途中でサブに移すか上級クラスを諦めるかを考えておくように。


上級クラス

ニンジャ(忍者)
 メイン:シーフ5以上
 サブ:フェンサー5以上
 クラス特性:回避率・クリティカルヒット率上昇
 装備:短剣・忍刀・クロスボウ・小型盾・軽鎧

クラス特性と専用武器の双方にクリティカル率上昇があるため、かなりの爆発力が期待できる。

素体がシーフであるため攻撃力自体はさほどでもなく、クリティカルが出ないと強さを発揮できない。
また、戦士系の中では特に打たれ弱く、回避率ボーナスがあるとはいえ前衛へ置くには不安がある。
能力を最大限に生かしたいという場合は、パラディンとの併用がもっとも安定するだろうか。

レンジャー(遊撃士)
 メイン:アーチャー5以上
 サブ:シーフ5以上
 クラス特性:不意打ち完全防止
 装備:短剣・弓・クロスボウ・小型盾・軽鎧

不意打ち阻止の特性は非常に便利で、不意の事故をほぼ完全に防ぐことができる。
しかし敵の背後を積極的に取ろうとする場合有難味が薄いのと、アーチャー同様ボス戦時には無意味なのが欠点。

専用武具が存在し、早期入手がしやすくその時点では有用であるのだが、
特別際だった性能があるわけではなく最終的には他装備に取って代わられやすいため、やや地味。

パラディン(聖騎士)
 メイン:ウォリアー5以上
 サブ:ヒーラー5以上
 クラス特性:仲間防御
 装備:短剣・細剣・中型剣・大型剣・斧・槍・鈍器・小型盾・大型盾・軽鎧・重鎧

他の戦士系とは違い、攻撃ではなく防御面に大きな特化をした唯一のクラス。
加えてヒーラー系統の回復魔法や光属性魔法などもあり、あらゆる状況に対応できる地力がある。

クラス特性によって、自分より後列にいる仲間をランダムにかばうことがある。
また「仲間防御」コマンドを入力することで、確実にかばいつつもダメージを減らすことができる。
集中攻撃を受けやすいデメリットはあるが、打たれ強い上に隊列調整という手もあるので困ることは少ないだろう。
幸いに槍が装備可能なため、中衛からでも威力を落とさず攻撃できるのも強み。

相変わらず敏捷性は低く、攻撃能力では他クラスに1歩も2歩も譲るが、総合的な実力は間違いなくトップクラス。

ソードマスター(剣聖)
 メイン:フェンサー5以上
 サブ:ウォリアー5以上
 クラス特性:命中率・クリーンヒット率上昇
 装備:短剣・細剣・中型剣・大型剣・槍・小型盾・軽鎧

ニンジャと同様の打撃専門クラスだが、こちらは爆発力がない代わりに確実性に優れる。
また素体がフェンサーであるという都合上、防御面でも多少はマシになっている。

クリティカル率は据え置きの上、後半以降は転倒耐性を持っている敵も多くなるため、
ニンジャやパラディンなど他の上級クラスに比べてやや影は薄めかもしれない。

ビショップ(司教)
 メイン:ヒーラー5以上
 サブ:エンチャンター5以上
 クラス特性:消費MP1/4カット、ホーリーセイバー・ダークプロテクト習得
 装備:杖・鈍器・小型盾・ローブ・軽鎧

消費MPが軽減されるため、長丁場の探索やボスなどの長期戦に有利。
また、終盤以降は光属性が弱点の敵や、闇属性の攻撃を使う敵が多くなってくるため、
このクラス専用である2つの付与魔法も大きな助けとなる。

敏捷性に対する上方修正は特にないため、回復の際にはある程度の先読みが必要かもしれない。

ソーサラー(魔道士)
 メイン:ウィザード5以上
 サブ:ヒーラー5以上
 クラス特性:全魔法の威力が増加
 装備:杖・鈍器・小型盾(一部)・ローブ

魔法の効果が通常以上に高くなるという特性を持つ、文字通り魔法のエキスパート。
攻撃魔法と回復魔法、どちらにも高い適性を持ち、雑魚敵の討伐からボス戦での火力、
いざという時の全体回復まで、幅広く活躍することができる。

ビショップと並んで敏捷性は低い部類に入るため、回復の遅れや敵全滅後の魔法発動などに注意が必要。

ナイトシーフ(魔盗賊)
 メイン:シーフ5以上
 サブ:ウィザード5以上
 クラス特性:魔法発動速度上昇
 装備:短剣・クロスボウ・杖・小型盾・ローブ・軽鎧

発動に時間のかかる攻撃魔法を早く発動することができ、雑魚敵の一掃に力を発揮する。
シーフがベースのため敏捷性自体もかなり高く、アイテム係としても安定性が高い。
また、クロスボウ(射程3)や軽鎧系統も扱うことが可能なため、ウィザードとしての体力の低さもある程度補填が可能。

単純な火力はそれほどでもないが、パラディンと並んで汎用性の高さで立ち回るタイプと言える。

ルーンナイト(魔法剣士)
 メイン:フェンサー5以上
 サブ:エンチャンター5以上
 クラス特性:スラッシュ魔法習得
 装備:短剣・細剣・中型剣・槍・小型盾(・ローブ)・軽鎧

スラッシュ系を使うことで、属性付与と攻撃を同時に行うことができる。
付与属性によって追加効果の変わる〈月影〉を、もっとも効果的に扱えるクラスと言える。

しかし、ラストダンジョン以降は光属性弱点の敵が多くなる
(追い討ちのように火氷雷全てに耐性を持つ敵も存在する)ため、
三属性の付与しか出来ないルーンナイト単独ではやや片手落ち気味かもしれない。
また、フェンサーと比べて装備可能な品がローブ系くらいしか増えないため、
装備面でもやや冷遇気味と言わざるを得ない。

余談だが、スラッシュ系を先攻されてショックや沈黙を受けた場合、
属性付与だけでなく、直後の攻撃までもキャンセルになってしまうので要注意。

レアハンター(お宝狩人)
 メイン:アーチャー5以上
 サブ:エンチャンター5以上
 クラス特性:戦闘後アイテム入手率上昇、同レベル以下の宝箱にアンロック確実成功
 装備:短剣・弓・クロスボウ・小型盾・ローブ・軽鎧

クラス特性を見ても分かる通り、アイテムの入手能力に特化したクラス。
収集はもちろん、宝箱解錠率100%を維持する際にも重要なクラスと言える。
一方で探索や戦闘に関わる特性や、ルーンナイト同様ローブ以外の追加装備が無いのが欠点。
アイテムの入手以外に関しては単なる「アーチャー+エンチャンター」でしかないため、
アイテム収集が終わった、もしくは元々視野にないという場合は非常に地味な存在になりがち。
その辺は装備品や魔法を工夫してどうにか補いたいところ。



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