戦闘パターンについて


ベーシックタイプについて

戦闘時、キャラクターにどのような行動を行わせるかを指定するために「戦闘パターンエディタ」を使いますが、
ここではその中の「ベーシックタイプ」について説明します。
ベーシックタイプでは、比較的簡易的な設定のみを行うことになります。
登録時には、各技能をどの程度の割合で使用するのかを、0〜10までの数字を割り当てて決めていきます。
行動頻度の合計値は10までのため、だいたい数字1につき、その行動を行う確率が1割上昇すると思えばよいでしょう。

例えば「武器攻撃」を10で登録した場合、そのキャラクターは戦闘中、武器攻撃以外の行動を一切取らなくなります。
「黒魔法」に8、「集中」に1、「回復」に1と入力した場合、80%の確率で黒魔法(のいずれか)、
10%の確率で集中(1〜5sec)、10%の確率で回復魔法(のいずれか)を行う、ということになります。
以上のように、ベーシックタイプではあまり複雑な行動指定はできませんが、
その分大した手間がかからず設定が可能という利点があります。
開始したばかりの初心者や、細かい戦術を使用としない場合、
あるいは複雑な設定が面倒という人はこちらを使うと良いでしょう。


アドバンスドタイプについて

ベーシックタイプでの戦闘パターンの設定では、大まかな行動の傾向を指定することはできますが、
具体的にどの行動や魔法を使わせるかを設定することはできず、実際どのような行動を取るかは
戦闘開始してからでないと分かりません。そのため、場合によってはプレイヤーの意図から外れた行動になる場合もあり得ます。
特にこれが顕著なのは白魔法技能で、アウラウィードル(攻撃魔法)を使ってほしいのに補助呪文を連発したり、
その逆だったりということが頻繁に発生します。攻撃一辺倒の武器技能や黒魔法であればこうした心配はないものの、
それでも低威力の攻撃ばかり使ったり、相手の耐性属性でばかり攻撃したり、ということがないとも限りません。
そんな時には、戦闘パターンを「アドバンスドタイプ」で設定するのがオススメです。
アドバンスドタイプによる設定では、戦闘開始から何回目の行動で何を使うか、ということを細かく指定することができ、
ベーシックモード以上に思い通りの戦い方を設定することが可能です。ターン数は1〜10まで指定することができ、
この行動回数が全て終わると、また1回目から行動を繰り返します。

例えばターン数を「3」、1〜3回目にそれぞれ「武器技能v1」「集中3」「武器技能Lv6」と入力した場合、
1回目 弱攻撃
2回目 3秒間集中
3回目 イグナディフェス
4回目 弱攻撃
以下繰り返し
という行動を続けるようになるわけです。
アドバンスドタイプでの設定をうまく使えば、戦闘開始直後にすぐ補助魔法での強化を行ったり、
全体攻撃で削った直後単体攻撃で追い討ち、などの比較的複雑な戦術も取りやすくなります。
設定項目や回数が多いため、初心者の方には使いづらいかもしれませんが、
ある程度慣れてきたらアドバンスドタイプでの設定も試してみるとよいでしょう。


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